アジャイル

「ソフトウェア調達におけるアジャイル開発の要点と現状」というお話をさせていただきました

2012年10月17日(水)ISACA大阪支部(新日本有限責任監査法人 セミナールーム)の10月度月例会において「ソフトウェア調達におけるアジャイル開発の要点と現状」というお話をさせていただきました。 開催要項は以下のページをご覧ください。 http://www.isac…

「なぜアジャイルなのですか?改めて考察するウォーターフォールとの違い」というお話をさせていただきました

「なぜアジャイルなのですか?改めて考察するウォーターフォールとの違い」というお話をさせていただきました。 2012年09月25日(火) 18:30 - 20:30 開催場所:楽天タワー (楽天株式会社)当日の説明資料はこちら。 http://www.slideshare.net/yoichitamamaki/…

Agile Japan 2010に参加しました(その2)

「Agile Japan 2010に参加しました(その1) - Jamzzの日々」に続いて個人的に興味深いと思ったことを書きたいと思います。 大規模アジャイル 一般的には大規模のアジャイルは問題であるという認識ですがこの時のパネラーからはその様な懸念の雰囲気はほと…

Agile Japan 2010に参加しました(その1)

Agile Japan 2010に参加しました。 個人的な感想を一言でいえばこの場を共有しできたことを本当に良かったと思います。 前回のAgile Japan 2009ではアジャイルの実践というものがまだどこか別の場所で行われているものでそれにあこがれる人たちの集まりの様…

Agile Japan 2010に参加しています

本日2010年4月9日と明日の10日で開催されているAgile Japan 2010に参加しています。 内容はtwitterのタグ#aj10で実況されていますので詳細は繰り返しませんが、個人的に興味深いと思ったことを書きたいと思います。 今日は期待していた野中郁次郎先生のキー…

CMMとスクラム

CMMとアジャイルは全く相いれないものであるという誤解がありますが必ずしもそうではありません。 あまり知られていないことですがスクラムはCMMレベル3のKPAの多くを満たすという事実があります。 書籍「スクラム入門-アジャイルプロジェクトマネジメント…

Agile Japan 2010 告知

Agile Japan 2010 の告知がありました。 以下にAgile Japan 2010サイトの紹介文を引用します。 Agile Japan 2010 開催のご案内です。 お陰さまで大盛況だった昨年に引き続き、今年も趣向を凝らしたイベントにするべく、ただいま奔走中です。 今年のテーマは…

「西日本アジャイルプロセス研究会中間報告会」に参加しました

「西日本アジャイルプロセス研究会中間報告会」に参加しました。 最も興味深かった話がライトニングトークスのトップを飾った株式会社シンフォーム谷本さんの「目覚めよ!スキルアップ欲」でした。 非常に面白いアイデアなのですが、内容をここに書いてもよ…

結果を定めて手段を自由にする

誤解を恐れずに書くと、計画駆動に代表される予見指向が強いマネージメントではあらかじめ手段を定めて結果はなるようになるという傾向が強いと思います。 一方でアジャイルに代表される適応指向のマネージメントでは結果を定めて手段はなるようになるという…

アジャイル契約

ここのところCode Contractsを使ったDbC(Design by Contract)に凝っているのですが、ふとアジャイル契約というものを思いつきました。それでDbCにならってジャムズのアジャイル導入に関する契約を考えてみました。 不変条件: アジャイルマニフェスト 事前…

予見と適応のバランス

一般的によくあることで私自身もそうなのですが、アジャイルについて説明する際に従来の方法を「計画駆動型」とか「予見型」などと言って、それに対してアジャイル型を「適応型」として、それぞれを対比して違いを説明したりします。 これはアジャイルとはど…

プロジェクトのコンカレント化戦略としてのアジャイル

プロジェクトマネージメントとしてアジャイルの意味を理解する一つの視点としてプロジェクトのコンカレント化という見方があると思います。 説明をわかりやすくするために官僚的に工程がシーケンシャルに実施されるウォーターフォール(ウォーターフォールが…

プロセスとしてのスクラムとセル生産方式の違い

「アジャイルとセル生産方式 - Jamzzの日々」で動機と効果の観点でアジャイルとセル生産方式の類似性を書きました。 同時に私個人的にはプロセスとしてセル生産のアイデアを流用するつもりはないとも書きました。 この点についてもう少し補足しておきたいと…

アジャイルとセル生産方式

最近セミナーを受講された方やお客様と色々とお話させていただく機会があったのですが、私自身の中でアジャイルソフト開発、特にプロセスとしてのスクラムの実用性についてますます確信が深まってきています。 特に自分にとっての大きな気付きがあったのが、…

幸せを呼ぶアジャイル開発

2009.11.11号の日経コンピュータにClose UP:「幸せを呼ぶアジャイル開発 30年前の改善魂を取り戻せ」という記事が掲載されました。 アジャイルを推進したい私にとっては日経コンピュータのようなメディアにこのような記事が掲載されることは非常に都合が良…

ソフトウェア工学の今昔?

PC環境の引っ越しなどでご無沙汰していたのですが久しぶりにAn Agile Way:オルタナティブ・ブログを見ていて「「測定できないものは制御できない」は誤りだった。-- by Tom Demarco:An Agile Way:オルタナティブ・ブログ」という記事でトム・デマルコのあ…

アジャイルって「欧米か!」

今、私自身のとあるセミナーの準備のために「リーンソフトウエア開発?アジャイル開発を実践する22の方法?」を読み直しているのですが、ふと先日のAgile Japan 2009のことを思い出して、日本でアジャイルの理解を阻害する大きい原因の一つは、アジャイルを説…

Agile Japan 2009に参加しました

Agile Japan 2009に参加しました。 具体的な内容については他の参加者の方が詳細にレポートされていますので、ここでは私が思ったことを中心に書きたいと思います。 先ず、以下の内容が伝わりやすいように少しだけ私自身について書くと、私は業務としてアジ…

ソフトウェア開発プロジェクトはコストセンターか?

実際にそのように意識しているかいないかは別として、ほとんどの場合でソフトウェア開発プロジェクト(そしてそのチーム)はコストセンター*1として扱われているように思います。 アジャイルがなかなか理解されない理由の一つにこの点があるのではないかと思…

CMMIのレベル

CMMIのレベルは1から5まであって連続しているように見えますが、実際の問題としてはレベル3相当までの組織とそれ以上の組織は別物であるように思います。 それでレベル3相当の組織を目指すのとそれ以上を目指すときにパラダイムの変更が必要になる場合が…

「BKC楽市楽座!!」でプレゼンテーションを行いました

「BKC楽市楽座!!」というイベントで『フラット化する世界における日本のIT技術者のすすめ』というタイトルでプレゼンテーションを行いました。 ご来場いただき、ご清聴いただいた方々、本当にありがとうございました。 その時の発表資料はJamzzのホーム…

Googleにおけるアジャイル導入事例

「最近みた TechTalks」 http://www.dodgson.org/omo/t/?date=20070504 この「Scrum Tuning: Lessons learned from Scrum implementation at Google」の記事を読んでGoogleのAdWordsの開発でアジャイルソフトウェア開発スクラムが導入されていたことを知りま…

新しい時代のリーダー像

「書籍:フラット化する世界(上)(下)」でも「書籍:ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」でも新しい時代のリーダー像として新ミドル層の重要性が書かれています。 私はこの新ミドル層のひとつのモデルは「書籍:知識創造企業」にあると考え…

ハイコンセプト

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代を読みました。 フラット化する世界(上)(下)とあわせてお勧めしたいと思います。 フラット化する世界(上)(下)とハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代とはそれぞれ違った切り口ではありま…

アジャイルは信頼の証

はてなブックマークにも書きましたが、 「屁尾下郎」氏のツッコミが世の中を詰まらせる http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071023/138300/ ソフトウェア開発の現場もしかり。 だからアジャイルなんだと思います。 また、アジャイルの本質に信頼…

プロトタイピングの生産性

Rubyの学習と技術調査を兼ねて、イントラネット内の端末からWEBプロキシを通ってSSLで接続する中継サーバを介してテキストを交換するプログラムを作成してみました。 異常系を考えないでだいたいの動作が確認できるものが一日程度の作業でできてしまいました…

ペア・テスティング

以前よりペア・プログラミングならぬペア・テスティングって言うのはどうだろうかと考えていました。 そんなあるときにアジャイルソフト開発における品質保証やテストの実態調査のためにAgile AllianceサイトのArticleを調査していたら、以下のような記事を…

ソフトウェア品質保証と品質リスク管理

開発各工程におけるテスト結果を品質保証や組織の品質判定基準に使用している場合がありますが、その場合に従来と開発工程に対する考え方の違うアジャイルソフト開発の実施で問題になってしまいます。 ここで考えてみたいのですが、各工程におけるテストの結…