幸せを呼ぶアジャイル開発

2009.11.11号の日経コンピュータClose UP:「幸せを呼ぶアジャイル開発 30年前の改善魂を取り戻せ」という記事が掲載されました。
アジャイルを推進したい私にとっては日経コンピュータのようなメディアにこのような記事が掲載されることは非常に都合が良いです。
記事ではあまり悪いことを書いていないので人によってはセールストークのように聞こえてかえって信頼性が下がってしまうかもしれませんが、私が公平に評価する限りでは、確かに事実を偏った面からのみ見た記事であることは否めませんが、記事の内容が事実であることには違いないので十分参考になると思います。
特に大手IT企業のアジャイル開発への取り組みの実例は興味深い情報だと思います。
個人的に面白いと思うのは「オフショアとの相性は良い」という日立製作所におけるオフショア環境でのアジャイルの実施例です。
私は3年前にここで書かれている様な取り組みは実施して、その経験により事あるごとにオフショアアジャイルを提唱しています。
私の場合にはオフショア先はベトナムで、やはりスクラムをベースにして、小規模であったこともあってブリッジSEは置かずにWEBテレビ会議を使ってデイリースクラムを実施していました。
このときの取り組みはセミナー「http://www.j-techno.co.jp/test/index.cgi?mode=sem&unit=2007040900」の中で紹介し、このときにテレビ会議SOBA mierukaを用いたデイリーミーティングの実演も行いました。
もし興味がある方がいらっしゃいましたらご連絡いただければ具体的にご紹介したいと思います。(ジャムズホームページへのリンクはこちら
あえて言うならばまだ社内での試験的な取り組み的な感じが強いのかなと思います。
しかしこの記事のような実績が認知されることでキャズムを超える可能性が高まっていくように思います。
今後ますますアジャイルの展開が楽しみです。