2010-01-01から1年間の記事一覧

AsianPLoP 2011:「第2回プログラムのパターンランゲージ・アジア会議」論文募集

2011年3月17日-19日、東京・早稲田大学でAsianPLoP 2011:「第2回プログラムのパターンランゲージ・アジア会議」が開催されます。 開催までのスケジュールは以下の様になっています。 Paper submission due: December 27, 2010 Shepherding begins: January 4…

セミナー「アジャイル開発とウォーターフォール開発の使い分けのポイントとその実践」実施

本日、日本テクノセンター(東京西新宿)において「アジャイル開発とウォーターフォール開発の使い分けのポイントとその実践」というセミナーで講師をさせていただきました。内容はウォーターフォール開発とアジャイル開発を比較しそれぞれのプロセスの特徴…

ソフトウェア工学が無料で学べるedubase

羽生田栄一さんのつぶやきでhttp://www.edubase.jp/の以下のコンテンツを紹介してもらいました。 「ソフトウェアパターン 第9回」 クラスに関する設計原則(オブジェクト指向設計原則など)とオブジェクト指向設計におけるGRASPパターンを解説。 URL:http:…

IronRuby 1.0における日本語コード変換

IronRuby 1.0ではmodule NKFのModule Functionsが定義されておらず、NKFモジュールおよびKconvモジュールの各機能が使えません。 そこでWindows版のnkfを使ってNKFモジュールおよびKconvモジュールの主要な機能が使えるようにする方法を考えてみました。 1…

IronRubyのString#bytesizeが定義されていない

IronRubyのString#bytesizeが定義されていません。 具体的にはIronRuby Consoleで >>> "abc".bytesize (ir):1: undefined method `bytesize' for "abc":String (NoMethodError) この様になります。 対処としては class String def bytesize self.GetByteCoun…

IronRuby上のRSpecで日本語が文字化け

IronRuby 1.0.0.0 とRSpec 1.3.0の組み合わせでテスト記述にShift_JISを使うと文字化けします。 具体的には describe Array, "emptyの場合" do before do @empty_array = [] end it "emptyであること" do @empty_array.should be_empty end it "sizeが0であ…

集団的知性によるソーシャルフィルターとしてのtwitter

twitterを始めて1か月ほどになりますが当初想像していなかった効果を感じる様になりました。 それはtwitterをうまく活用することで集団的知性によるソーシャルフィルターとして使えるということです。 これはtwitter熟達者から見たら当たり前のことかもしれ…

IronRubyでRubyGemsを利用するigemコマンドの実行

IronRubyをインストールすると一緒にIronRubyでRubyGemsを利用するigemコマンド(igem.bat)がインストールされます。 このigemコマンドはスタートメニューのIronRubyグループにあるIronRuby Command Promptを起動してコンソールから利用できます。 このigem…

IronRubyによる.NETとRubyの相互運用

今までのソフトウェア開発の経験の中でカスタマイズ要素や機器制御における機器構成のバリエーションあるいは開発で使用する各種シミュレータやデバッグツールなどで、振る舞いを変更できるように設定ファイルや変な外部DSLの様なものを作ったりして対応して…

C#によるDCIアーキテクチャ実装

Googleグループのobject-compositionグループではDCIアーキテクチャに関する議論がなされている様です。 その中でC#によるDCIアーキテクチャの実装についてはやはり「拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その3) - Jamzzの日…

Jamzzの原点

「スクラムの祖父語る「開発者は知的体育会系であれ」 − @IT自分戦略研究所」を読んでJamzzの原点を思い起こしました。 Jamzzの原点については「Jamzzの由来 | 株式会社ジャムズ」のページに書いています。 今から思えばもっと簡潔に「場」と言い切れば良か…

redmineの新しいチケットの開始日欄を空にする

昨日の西日本アジャイルプロセス研究会の懇親会でredimeの新規チケットで開始日を空にする方法はないのかという話がありました。 確かに設定等では変更できないようです。 もしソース修正を許容できるのであれば redmine 0.9.2では app\controllers\issues_c…

Moles - .NETのモック・スタブフレームワーク

ユニットテストなどではテスト対象外の振る舞いをテスト目的に合わせるためにモックやスタブ等を作成することがあります。 .NET開発でこの様なモックやスタブを簡単に作成するフレームワークにMicrosoft ResearchのMolesがあります。 このMolesは以前に紹介…

twitter始めました

以前から迷っていたのですがtwitter始めました。 理由は最近になってtwitterによるカンファレンスなどの実況に触れる機会があったこととAgile Japan 2010の野中郁次郎先生の「場の連鎖をつくる」「場の連結による飛躍」というお話からtwitterなければあり得…

契約駆動開発(CDD:Contract Driven Development)

Coplien氏とMartin氏の「Coplien氏とMartin氏、TDDとCDDそしてプロフェッショナルの定義について大いに語る。」の議論はとても面白いです。 二人の議論は平行線の様に見えますが実際の問題意識は共通しているように思います。 ただMartin氏の方が業界への期…

Agile Japan 2010に参加しました(その2)

「Agile Japan 2010に参加しました(その1) - Jamzzの日々」に続いて個人的に興味深いと思ったことを書きたいと思います。 大規模アジャイル 一般的には大規模のアジャイルは問題であるという認識ですがこの時のパネラーからはその様な懸念の雰囲気はほと…

Agile Japan 2010に参加しました(その1)

Agile Japan 2010に参加しました。 個人的な感想を一言でいえばこの場を共有しできたことを本当に良かったと思います。 前回のAgile Japan 2009ではアジャイルの実践というものがまだどこか別の場所で行われているものでそれにあこがれる人たちの集まりの様…

Agile Japan 2010に参加しています

本日2010年4月9日と明日の10日で開催されているAgile Japan 2010に参加しています。 内容はtwitterのタグ#aj10で実況されていますので詳細は繰り返しませんが、個人的に興味深いと思ったことを書きたいと思います。 今日は期待していた野中郁次郎先生のキー…

拡張メソッドの活用

自分の理解を確認するために拡張メソッドの活用について整理したいと思います。 拡張メソッドの活用例として特定のクラスを通じて取得するSingletonというものを考えてみました。 通常Singletonは利用する側が任意の個所で取得するようになっていると思いま…

拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その3)

昨日「拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その2) - Jamzzの日々」の最初の投稿した後にお風呂に入ってあれこれ考えていたらメモリリークに気がついて、ひょっとして参考にする人がいるかもしれないと思って取り急ぎソース…

拡張メソッド

ここのところtraitに惑わされてだいぶ寄り道して凝った内容を書いてしまったのですが、個人的にはミックスイン(mixin)的に型階層に関係なくスコープを限定して後付けで機能を追加できればそれで充分に嬉しいと思っています。 C#の拡張メソッドはまさにその…

拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その2)

「拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その1) - Jamzzの日々」に引き続いて、「第4回 Scala言語を探検する(2)(2ページ目) | 日経 xTECH(クロステック)」にある「Traitでアスペクト指向を簡易に実現」の例をC#で実現し…

拡張メソッドを使ったtraitあるいはミックスイン(mixin)的なもの(その1)

「C#クックブック 第3版」をパラパラと見ていて拡張メソッドというものがあることを知りました。 これは使えそうだと思っていたところにScalaにはTraitsというものがあってこれが多重継承あるいはミックスイン(mixin)と同様に活用できるということで注目を…

FA機器ソフトウェア開発

XYの2軸の座標で示される数万から数十万の位置に対して連続して移動してレーザマーカでマークするFA機器のソフトウェアを開発しました。 今回使用したのはIAIの直交ロボとSUNXのレーザマーカで移動する個所が少なければPLC(プログラマブルコントローラ)で…

AsianPLoP 2010に参加しました

経営もプログラマもやっていて、バタバタしていて気がつけばもう2週間も前のことのなのですがAsianPLoP 2010に参加しました。 そこで得たことはたくさんあるのですがその中でも大きい点はパターン、あるいはパターン技術というものに対する認識が変わったこ…

いい感じ

昨今色々と厳しいことが多いのですが、前向きにやる気のある人と仕事をするといい仕事ができそうでやりがいを感じます。 私も負けずにがんばろうっと。

「まさか!」と思うことが起るもの

マーフィーの法則でもありますがバンクーバー冬季五輪のニュースを見ていてつくづく思うことが「まさか!」と思うことが起るものだということです。 失敗や事件・事故が起こった時に当事者、関係者を責めることは簡単ですが、その道で選りすぐられて世界の頂…

CMMとスクラム

CMMとアジャイルは全く相いれないものであるという誤解がありますが必ずしもそうではありません。 あまり知られていないことですがスクラムはCMMレベル3のKPAの多くを満たすという事実があります。 書籍「スクラム入門-アジャイルプロジェクトマネジメント…

Agile Japan 2010 告知

Agile Japan 2010 の告知がありました。 以下にAgile Japan 2010サイトの紹介文を引用します。 Agile Japan 2010 開催のご案内です。 お陰さまで大盛況だった昨年に引き続き、今年も趣向を凝らしたイベントにするべく、ただいま奔走中です。 今年のテーマは…

「西日本アジャイルプロセス研究会中間報告会」に参加しました

「西日本アジャイルプロセス研究会中間報告会」に参加しました。 最も興味深かった話がライトニングトークスのトップを飾った株式会社シンフォーム谷本さんの「目覚めよ!スキルアップ欲」でした。 非常に面白いアイデアなのですが、内容をここに書いてもよ…