ソフト開発

FA機器ソフトウェア開発

XYの2軸の座標で示される数万から数十万の位置に対して連続して移動してレーザマーカでマークするFA機器のソフトウェアを開発しました。 今回使用したのはIAIの直交ロボとSUNXのレーザマーカで移動する個所が少なければPLC(プログラマブルコントローラ)で…

CMMとスクラム

CMMとアジャイルは全く相いれないものであるという誤解がありますが必ずしもそうではありません。 あまり知られていないことですがスクラムはCMMレベル3のKPAの多くを満たすという事実があります。 書籍「スクラム入門-アジャイルプロジェクトマネジメント…

予見と適応のバランス

一般的によくあることで私自身もそうなのですが、アジャイルについて説明する際に従来の方法を「計画駆動型」とか「予見型」などと言って、それに対してアジャイル型を「適応型」として、それぞれを対比して違いを説明したりします。 これはアジャイルとはど…

手続き記述から意味記述へ

プログラミング言語についてそれほど明るいわけではありませんがC#やScala、F#等のモダンなプログラミング言語の動向を見ていると、手続き型であるオブジェクト指向パラダイムと宣言型パラダイムの融合が進んできていて、徐々に慎重にであはりますが、さらに…

情報処理学会ソフトウェア工学研究会「ウィンターワークショップ 2010・イン・倉敷」参加報告(その2)

情報処理学会ソフトウェア工学研究会ウィンターワークショップ 2010・イン・倉敷の「アーキテクチャとパターン」セッションに参加しました。 大変更新が遅くなってしまったのですが前回の情報処理学会ソフトウェア工学研究会ウィンターワークショップ 2010・…

情報処理学会ソフトウェア工学研究会ウィンターワークショップ 2010・イン・倉敷参加報告(その1)

情報処理学会ソフトウェア工学研究会ウィンターワークショップ 2010・イン・倉敷の「アーキテクチャとパターン」セッションに参加しました。 今まであまり縁がなくて学会のイベントに参加するのは今回が初めてでしたが大いに得るものがあって非常に良い経験…

ソフトウェア設計資産のバランスシート

Martin Fowler's BlikiでWard Cunninghamが作ったメタファーである「技術的負債」は結構使えるというコラムがあります。 http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?TechnicalDebt その考えを借用してソフトウェア設計資産のバランスシートというものを考え…

MATLAB

以前から興味があったのですが、最近になって初めてMATLABを使って開発する機会を得ることができました。 デバイスからのデータをシリアルポートから取得してその解析結果をファイルへの保存とグラフィカルな表示を行うGUIアプリケーションを開発しています…

ソフトウェア工学の今昔?

PC環境の引っ越しなどでご無沙汰していたのですが久しぶりにAn Agile Way:オルタナティブ・ブログを見ていて「「測定できないものは制御できない」は誤りだった。-- by Tom Demarco:An Agile Way:オルタナティブ・ブログ」という記事でトム・デマルコのあ…

なぜソースコードはドキュメントとみなされないのだろうか?

あいまいな自然言語で書かれた文書がドキュメントとみなされるのに、どうしてより厳密に定義されていて曖昧さのないプログラミング言語で書かれたソースコードがドキュメントとしてみなされないのだろうか? ドキュメントだって、それが目的をもって書かれる…

ソフトウェア開発プロジェクトはコストセンターか?

実際にそのように意識しているかいないかは別として、ほとんどの場合でソフトウェア開発プロジェクト(そしてそのチーム)はコストセンター*1として扱われているように思います。 アジャイルがなかなか理解されない理由の一つにこの点があるのではないかと思…

Subversionを使わないなんてお馬鹿さんね

Subversionを使い始めてから年々も経つのですがSubversionのおかげでそれまでのソフト開発(コーディング)作業から効率や作業精度が飛躍的によくなったと今日もつくづく思いました。 使い方によるのですがCVSやVisualSourceSafeと同じようなものだと思って…