アジャイルとセル生産方式

最近セミナーを受講された方やお客様と色々とお話させていただく機会があったのですが、私自身の中でアジャイルソフト開発、特にプロセスとしてのスクラムの実用性についてますます確信が深まってきています。
特に自分にとっての大きな気付きがあったのが、パート図などを駆使する従来型の計画駆動型プロセスが製造業における生産のコンベア生産方式だとした場合にスクラムセル生産方式であるとするアナロジーが使えそうだというものがあります。
これはスクラムなどのアジャイル手法を導入するうえでその実用性や信頼性を説明する根拠として説得力のあるものになる可能性があります。
なお誤解がないように補足したいのですがソフトウェア・セル生産方式というものがありますが私自身はセル生産方式のプロセスを取り入れることはあまりピンときていません。(この観点についてはメタボリックス山田正樹さんも考察されています「セル生産方式+アジャイルという枠組み - ITmedia エンタープライズ」)
私はただアジャイルセル生産方式導入の動機・アイデアとその効果についての類似性に着目しています。
それだけでも十分に説得力ある説明ができそうです。
今後調査研究を進めたいと思っています。
成果出たときには是非紹介したいと思います。


(参考)http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link71-3.html