2007-01-01から1年間の記事一覧

なぜRubyでクリップボードを使おうと思ったのか

なぜRubyでクリップボードを使おうと思ったのかといえば、開発の補助的にRubyを使うときに任意のアプリケーションとテキストのやり取りが行えると良いと思ったからです。 例えばVisualStudioやeclipseなどのエディタ開発しているC言語のソースの一部をクリッ…

Cygwin Rubyにwin32utilsのwin32-clipboardをインストールする

Rubyist Magazineの 「Ruby Library Report 【第 4 回】 Win32Utils」 http://jp.rubyist.net/magazine/?0005-RLR この記事を読んで、Rubyでも簡単にクリップボードが使えるのだと思ってCygwin Rubyにwin32-clipboardをインストールして動かしてみようと思っ…

作曲における音楽理論のメタファ

音楽理論の知識が無くても作曲や編曲を行うことはできるでしょうか? 答えは感性とちょっとしたツールを使えるテクニックがあれば可能です。 実際に音楽理論はおろか、楽器も引けないプロのミュージシャンの方がいらっしゃいます。 それでは音楽理論というも…

CygwinでインストールしたRubyにrailsを入れてMySQLコネクションのエラー

WindowsのCygwinでインストールしたRubyでgemを使ってrailsをインストールした環境で以下のようなエラーが出ました。 Errno::ENOENT in ItemController#index No such file or directory - /tmp/mysql.sock Framework Traceで該当の箇所を調べてソースを見て…

ドメイン特化言語(DSL)

先日書いた特定の問題領域(ドメイン)のための独自の言語のことをドメイン特化言語(DSL)というようです。 Martin Fowler氏がドメイン特化言語について書いていました。 「ドメイン特化言語」 http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?DomainSpecificLa…

フレームワークと動的言語

ずっと以前(2000年ごろ)にWSH(Windows Scripting Host)を調査していて思っていたことは、汎用的に使われる機能はコンポーネント化されて、アプリケーションはそれらのコンポーネントを組み合わせるいわゆるGlue(糊)としてスクリプト言語で書かれる…

開発言語

最近アジャイルソフト開発を研究するなかで設計者のツールとなるスクリプト言語の活用の必要性を感じて調査していました。 先日書いた様に機能と表記法の好みからpythonが自分に合っていそうだと思っていましたが、そのあとちょっとRuby調査するだけで言語の…

ソフトウェア開発における分析と設計(続き)

先日、ソフトウェア開発における分析と設計について書きましたがその補足を書きます。 私の主観になりますが、分析とは与えられた課題(問題)を解く行為に等しいと考えています。 一方で設計は仮定を置いて意図をつことによって自ら課題(問題)を設定し、…

オープンなリソースの活用

私は今仕込みの時期で、ソフトウェア開発やIT関連の動向をいろいろと調査しています。 それで今までは時間をとって調べることができなかった開発言語についても集中的に調べています。 具体的にはperl、python、ruby、IronPythonの調査で手をつけたC#などで…

インスタンス指向

以前に比べれば最近はかなり少なくなりましたが、それでもプログラムがオブジェクト指向にならないといった悩みを聞くことがよくあります。 その場合にお勧めしているのがインスタンス指向の発想です。 ソフトウェアを機能の実現と考えていると、クラス設計…

ソフトウェア開発における分析と設計

何人もの方からプログラミングにはかなり自信を持っているが設計がうまくできないという話を聞ききます。 ここで言う設計とはプログラミングを含む実装設計ではなくて、システムの構成や保守性を考えたソフトウェア構造設計のことを言っています。 そのよう…

ペア・テスティング

以前よりペア・プログラミングならぬペア・テスティングって言うのはどうだろうかと考えていました。 そんなあるときにアジャイルソフト開発における品質保証やテストの実態調査のためにAgile AllianceサイトのArticleを調査していたら、以下のような記事を…

ソフトウェア品質保証と品質リスク管理

開発各工程におけるテスト結果を品質保証や組織の品質判定基準に使用している場合がありますが、その場合に従来と開発工程に対する考え方の違うアジャイルソフト開発の実施で問題になってしまいます。 ここで考えてみたいのですが、各工程におけるテストの結…

オフショアリソース活用の戦略について

「インド・インフォシスの2006年度採用人数、36,700人」 http://blogs.itmedia.co.jp/mm21/2007/09/200636700_df26.html リソースの人月単価の安さのみを根拠にコストダウンを目的としたオフショア戦略の多くはコストダウンを達成できないだけでなく、品質や…

はじめまして!

ソフトウェア開発の話題を中心に、思ったこと、感心したことなどを独り言のように書いていきます。 今までは自分の無知さをさらけ出すようで恥ずかしく思い情報発信に躊躇していましたが、自分が享受した膨大な利益のいくらかの還元でもできればと思いブログ…