なぜRubyでクリップボードを使おうと思ったのか

なぜRubyクリップボードを使おうと思ったのかといえば、開発の補助的にRubyを使うときに任意のアプリケーションとテキストのやり取りが行えると良いと思ったからです。
例えばVisualStudioやeclipseなどのエディタ開発しているC言語のソースの一部をクリップボードに貼り付けて、Rubyの対話型インタプリタであるirbでテキストを加工して、その結果をクリップボードに返してまたエディタに貼り付けるなどのことがスムーズに行うことができます。
クリップボードを使わなければファイルを介して同様のことが行えますがいちいちファイルを開いたりする手間を考えるとクリップボードでのやり取りは格段に快適だと思います。
なお文章ではうまく伝えることができませんが、irbなどの動的言語の対話型インタプリタでテキスト加工を行うことは思った以上に快適です。
特にこのようなインタプリタでは通常行単位のヒストリの機能があり、繰り返しの作業はかなり効率的に行うことができます。
単純なコピー&ペーストや部分的な置換の作業が単純で煩雑だと思ったらちょっと考えてみたら良いかもしれません。


テキスト情報のやり取りはテキストエディタだけのように思うかもしれませんが、例えばEXCELシートのデータもクリップボードを介してテキストとしてやり取りすることができます。
EXCELのデータをRubyで加工するということももちろんですが、EXCELの情報を用いてソースコードを生成したり、テストデータに活用したりといろいろなことが考えられます。
良いアイデアがあればまた紹介したいと思います。