プログラムで考える人、仕様で考える人

ソフトウェアで問題のある動作や意味が理解できない動作について設計者に質問したときにプログラムのロジックを詳しく説明してくれることがよくあります。
私としては設計者自身がどういう意図を持っていてその動作が設計者の意図通りかどうかを確認したくて質問するのですがやはりプログラムのロジックの通りであるということを説明してくれます。
プログラムがロジック通りに動作することはコーディングミスがないということになるかもしれませんがそれは実際の問題がないということでしょうか?
重要なことはまずはソフトウェアが意味のある動作をするかどうかです。
もし意図しないあるいは意味の無い動作であるというときにはその次の話としてそれがコーディングバグなのか仕様のバグなのかということになります。
そもそも意図しないあるいは意味の無い動作はコーディングバグがあろうと無かろうと実装する行為(作業)の意味がありません。
仕様バグはマネージメントの責任で設計担当者に責任がない場合がほとんどです。
しかし設計者も設計時にプログラム(ロジック)で考えるか仕様で考えるかでアウトプットの価値が大きく変わってくるのではないでしょうか?
設計者が自分の生産性を向上し自身の価値を高めるために重要なことだと思います。