プロジェクト管理とソフトウェア設計

建前としてソフトウェア設計としてどうあるべきかはプロジェクトマネージメントのやり方や内容と無関係であると言いたいところですが、現実的にはプロジェクトの体制やマネージメントのやり方がソフトウェア設計に影響することは否定できないと思います。
そもそもプロジェクトをまともにマネージメントできなければ物ができないということを考えれば、理想だけで片付けるわけにはいかない難しい問題だと思います。
また、設計の良し悪し、プロジェクトマネージメントの手法やスタイルは定性的であるだけでなく個人の経験や趣味に大いに依存するところであり、しばしば議論や混乱の原因となってしまいます。
このような課題に対して、私の中ではスクラムに代表されるアジャイルなマネージメントをうまく運用すれば平均的にはかなり改善されると思っていますが、現実の現場はそんなに簡単な話ではなさそうです。
これらの点は非常に難しい問題ですが、同時に、改善の効果が大きい課題でもあると考えています。
今後も最重点課題として取り組みたいと思います。