ソフトウェアビジネスのパラダイムシフト

IBMが「Second Lifeのように」データセンターを管理する新技術」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/23/news007.html

この記事を読んでオープンソースSecond Lifeの様な仮想空間を作れるOpenSimを知りました。
CRMERPオープンソースがあることを知ったときも驚きましたが、こんなものまでオープンソースなのかと驚きました。
また、IBMが(たとえ宣伝効果だけだとしても)うまくビジネスにしているところも感心します。
オープンソースとソフトウェアビジネスの動向と言うことでは、

「●マイクロソフト、相互運用性の強化に向けたテクノロジ プラクティスとビジネス プラクティスの変更を発表 」
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3364

こんな発表がありました。
きっかけは独占禁止法対策であったかもしれませんが、本文を読むとマイクロソフトオープンソースコミュニティを強く意識して協調路線を演出しように感じます。
今までのマイクロソフトのスタンスから考えるとこの変化は非常に興味深いと思っています。
絶対的な強者であったはずのマイクロソフトやSAPなどの企業が戦略を転換することを見ているとこのソフトウェアビジネスのパラダイムシフトの流れは本物でかなり進んできているのだと思います。
今後もますますソフトウェア(プログラム)のオープン化、無料化が進んでビジネスはサービス(ソフトウェアの活用)にシフトしていくと思っています。
この様な流れはアイデアで勝負をするわれわれ個人や中小の企業にとって大きなチャンスだと思います。
そしてプログラム(実装)に固執することがないように気をつけたいと思います。